公益財団法人 地球環境センター
| お問い合わせ | English |
 Home > 事業 > 開発途上国の人材育成

2012年度 日墨(メキシコ)戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画にもとづく長期研修

 地球環境センターでは、一昨年度より日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画(旧称: 日墨交流計画)に基づく「環境汚染総合対策」研修を開始し、今年度も5月7日から1名の研修員を受け入れています。これから11月17日の帰国まで、およそ6カ月間におよぶ研修が始まりました。なお、この研修はJICAからの委託によりGECが実施します。

 日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画は、1971年よりメキシコのエチェベリア大統領(当時)が打ち出した構想に基づき、両国の青年を互いに留学させ、両国間の相互理解と友好親善を増進することを目的にスタートしました。この交流は「日墨研修生・学生等交流計画(日墨交流計画)」と呼ばれ、日本とメキシコ両国の相互理解及び友好のためのシンボル的事業として実施され、各界で活躍する多くの人材を輩出し、両国関係にとどまらず、日本と中南米の交流を支える力となってきたとされています。2012年4月までに39回実施され、双方合計で4,000名を超える人たちがこのプログラムに参加しています。現在は、毎年双方50名ずつの枠で実施されています。
 また、2010年2月のカルデロン大統領の訪日の際に、両国首脳間で両国の戦略的グローバル・パートナーシップに関する共同声明を発出し、日墨交流計画についてもこれまでの成果を踏まえ、両国の現在のニーズを反映させつつ、戦略的グローバル・パートナーシップを強化する内容へと発展させることとなりました。

 GECが実施する「環境汚染総合対策」コースには、メトロポリタン自治大学の研究員、ミリアム・オサダさんが参加することになりました。彼女は2012年3月に来日し、JICA中部センター(名古屋市)で約2カ月間の日本語研修を受けた後、5月から海外技術者研修協会(AOTS)関西研修センター(大阪市)に滞在し、GECでの技術研修に参加することになりました。
 5月7日のコースオリエンテーションの後、翌8日からは大阪市立大学において特別プログラムを実施し、その後、5月25日からはGECが実施するJICA技術研修「大都市地域環境政策・環境マネージメントシステム」コースを始め、3つの研修コースに参加することになっています。
 日本における環境対策の経過や現状など、環境問題に関する幅広い分野について知見を深めることが期待されます。


<本研修の概要>
1 研修目的
 本コースは、研修員の総合的な環境汚染対策の能力向上を目的としている。研修員は、滞在期間中にGECが実施する複数のJICA集団研修に参加することで、幅広い分野の講義・視察等を通じて、それぞれの目的に応じた知識や経験を習得する。
 研修後は、メキシコ国における工業化や都市化等による大気、水質、または土壌汚染などの環境問題を解決する能力を身につけていることが期待される。

2 研修期間
2012年3月12日(月)〜11月17日(土)
 <うち技術研修期間 5月7日(月)〜11月16日(金)>

3 主な研修内容
 主に次のGECが実施するJICA集団研修に参加<各日程は予定>
1)「大都市地域環境政策・環境マネージメントシステム」コース<5月25日〜7月12日>
 環境政策の枠組み、EMS、環境アセスメント、企業の環境対策、地域住民の啓発手法など
2)「地方自治体における都市廃棄物処理(A)」コース<7月27日〜9月21日>
 廃棄物処理概論、一般・産業廃棄物処理計画、埋立地の設計実習、ごみ焼却場・最終処分地の見学など
3)「都市における自動車公害対策」コース<9月28日〜11月14日>
 都市交通と環境、大気解析と予測実習、シャシダイナモ試験、交通管制システムの見学など

 その他、特別プログラムとして次の大学・研究機関による研修を予定
1)大阪市立大学大学院工学研究科
2)大阪市立環境科学研究所

4 主な協力機関(各研修コースの協力機関を除く)
大阪市立大学、大阪市立環境科学研究所、他


| Home | GECとは | 事業 | 出版物 | GEC支援のご案内 |

Copyright Global Environment Centre Foundation (GEC). All rights reserved..