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JICA研修「大気汚染対策コース」

 1980年代後半、経済的な発展をはじめた開発途上国において深刻な大気汚染が問題となり始めたことから、総合的、計画的な大気汚染対策の必要性がクローズアップされました。
 この研修コースは、こうした開発途上国の中核的立場にある技術系行政官に対して、大気汚染対策に関する広範な技術や知識を提供することを目的として、平成元年度(1989年度)に大阪市が中心となって企画し、JICA集団研修コースとして開設されました。
 研修においては、1970年代に深刻な大気汚染問題に直面し、産官学の努力と協力によって、危機的な状況を克服した大阪地域の経験とノウハウを分かりやすく紹介できるように工夫がなされました。カリキュラムでは、行政施策の講義のみならず、工場の排ガス処理装置を利用した実習、工場施設の視察とメーカーや工場の経験に基づく講義、監視測定技術の実習などを講義と交互に行うスタイルがとられました。
 大気汚染に関する測定技術、防止技術、予測技術、管理技術などについて高度な学習と演習及び意見交換によって、計画的・総合的な大気汚染対策技術を有する指導的技術系行政官などを育成し、開発途上国の大気汚染防止に貢献してきましたが、2008年度の第20回研修をもって終了しました。20年間で37ヶ国173名の研修員を受け入れました。
 なお、このコースの内容は中東地域環境管理能力向上コースや、2009年度から開始された都市における自動車公害対策コースにも活用されています。

研修員受入実績

年度
国・地域
人数
2008
インド(2名),中国、パキスタン、モロッコ
5名
2007
インド、中国、チュニジア、ペルー、ボリビア、ボツワナ(2名),メキシコ
8名
2006
イラン、エジプト(2名)、サウジアラビア、中国、フィリピン、ベトナム、モロッコ、モンゴル
9名
2005
アルゼンチン、アルバニア、エジプト、キューバ、タイ、中国、チリ、メキシコ
8名
2004
イラン、エジプト、チェコ、チリ、ペルー、モロッコ(2名)、ヨルダン
8名
2003
インドネシア、エジプト(2名)、中国、パラグアイ、バングラデシュ(2名)、ペルー
8名
2002
イラン、インドネシア(2名)、エジプト、中国、パキスタン、ブラジル、キューバ(2名)
9名
2001
インドネシア、エジプト、スリランカ、トルコ、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン
7名
2000
インドネシア、エジプト、タイ、チリ、トルコ、パレスチナ、バングラデシュ、フィリピン、ミャンマー
9名
1999
インドネシア、エジプト、コロンビア、タイ、チリ、トルコ、ペルー、マレーシア
8名
1998
インドネシア、エジプト、タイ(2名)、中国、トルコ、ブラジル、メキシコ
8名
1997
エジプト、コロンビア、タイ、中国、チリ、トルコ、パキスタン、ブラジル、マレーシア、メキシコ
10名
1996
アルゼンティン、インドネシア、エジプト、サウジアラビア、ジャマイカ、タイ、チリ、フィリピン、ブラジル、メキシコ
10名
1995
インドネシア、コロンビア、タイ、中国、フィリピン、ブラジル、ペルー、マレーシア、メキシコ
9名
1994
イラン、インドネシア、エジプト、タイ、チリ、フィリピン、ブラジル、ペルー、マレイシア、メキシコ
10名
1993
イラン、インドネシア、エジプト、クウェイト、コロンビア、タイ、ブラジル、中国、チリ、メキシコ
10名
1992
インドネシア、クウェート、コロンビア、タイ(2名)、中国、トルコ、マレーシア、メキシコ
9名
1991
インドネシア、エジプト、コロンビア、タイ、中国、フィリピン、ブラジル、メキシコ
8名
1990
インドネシア、エジプト、シンガポール、タイ、中国、トルコ、フィリピン、ブラジル、マレーシア、メキシコ
10名
1989
インドネシア、シンガポール、タイ、中国、トルコ、フィリピン、ブラジル、マレーシア(2名)、メキシコ
10名


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