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二国間クレジット制度等新メカニズム実現可能性調査(FS)結果データベース

調査名調査区分JCM実現可能性調査(FS)
調査名セメント工場の省エネルギー
調査年度2013(平成25)年度
調査団体太平洋エンジニアリング株式会社
調査協力機関太平洋セメント株式会社、株式会社オオスミ
調査対象国・地域モンゴル国
対象技術分野省エネルギー
報告書

※JCM方法論(案)及びPDDは、調査の結果として開発されたものであり、二国間クレジット制度の下で適用することについて正式な承認が得られたものでも、将来承認が得られることを保証するものでもありません。

<調査成果としてのJCM方法論(案)>
<調査成果としてのJCMプロジェクト設計書(PDD)(案)>
プロジェクトの概要セメント工場のクリンカー製造様式を現状の湿式から新設する乾式に変更することで、省エネルギーと温室効果ガスの排出削減を図る
JCM方法論適格性要件1. 製造様式は乾式SPあるいは乾式NSP方式で、現状セメントプラントの高効率化を実現するものであること。
生産能力2,500t-clinker/day以上
熱量原単位で900kcal/kg-clinker以下
電力原単位で105kWh/t-cement以下
2. 計画値ベースでCO2排出削減量が原単位評価でリファレンスシナリオに比べて35%以上削減されること。
3. 同国に新設される予定の乾式プロセスに比べてCO2排出量が計画値で8%以上削減されること。
4. 電気集塵機またはバグフィルターにより地域環境に配慮された性能を有すること。
5. 建設後のオペレーションで高い運転の安定性・持続性によって年間300日以上の稼働率が期待でき、エネルギーロスの低減が図れること。
デフォルト値の設定1. 燃料のCO2換算係数 101.2 t-CO2/TJ
 2006 IPCC Guidelines
2. 電力のCO2換算係数 1.1030t-CO2/MWh
2009-2010CDM-Mongolia Grid factor
3. 石炭の発熱量4,200kcal/kg (17,581kJ/kg)  工場測定値
リファレンス排出量の算定全生産能力において、現状の湿式製造設備の運転改善を実施した後のエネルギー原単位をリファレンスとし、排出量を算出する。
モニタリング手法石炭使用量、製品生産量 国家検定を受けたスケールによる計量値 入荷ごと、及び月棚卸し
電力使用量 取引用電力量計の読み 月ごと
燃料発熱量 工場測定値 入荷ごと
GHG排出量及び削減量リファレンス排出量の算定方法
リファレンス排出量=(改善された湿式の熱量原単位(Gcal/t-clinke)×新設プロセスの予定される製造能力(Clinker-t/日)×稼働日数(日/y))×CO2排出係数(CO2-t/Gcal)+(改善された湿式の電力原単位(Gcal/t-clinke)×新設プロセスの予定される製造能力(Cement-t/日)×稼働日数(日/y))×CO2排出係数(CO2-t/MWh)    計算結果 437,413 t-CO2/年
プロジェクト排出量の算定方法
(乾式の熱量原単位(Gcal/t-clinke)×新設プロセスの予定される製造能力(Clinker-t/日)×稼働日数(日/y))×CO2排出係数(CO2-t/Gcal)+(乾式の電力原単位(Gcal/t-clinke)×新設プロセスの予定される製造能力(Cement-t/日)×稼働日数(日/y))×CO2排出係数(CO2-t/MWh) 計算結果 251,474 t-CO2/年
GHG排出削減量  185,939t-CO2/年
環境影響等電気集塵機またはバグフィルターにより地域環境に配慮された性能を有するため、悪影響は発生しない。
事業計画2014年 本調査による実現可能性と資金計画検討
相手工場の投資決断、ファイナンススキーム確定
2015年 工事開始
2017年 工事完工
試運転を経て商業運転開始、運転データ記録開始
2018年〜 削減量算定
日本技術の導入可能性日本の技術はO&M,性能ともに優れているが価格が導入にあたって問題となる。中国製は、価格競争力があるが信頼性で劣る。今回、日本の技術を活かした中国製品(事業者の中国合弁)の採用によって、日本の技術を導入する。
ホスト国における持続可能な開発への寄与O 近年、経済成長が著しいモンゴル国では、これに対応したインフラ整備等が必須である。
O しかし、拡大するセメント需要に従来の製造様式で対応することは、そのエネルギー消費量、周辺環境への影響等のために同国の発展の持続を脅かす可能性が高い。
O エネルギー消費、環境影響面で優れ、同時に石炭灰等のリサイクルも可能となる本プロジェクトの導入技術の導入は、モンゴル国の低炭素成長及び持続可能な開発に大いに貢献するものである。

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